気になるニュースがありました。加藤鮎子(かとうあゆこ)こども政策担当大臣の秘書が大量に辞職したというニュースと、政治資金を還流していたというのです。
一体どういう事なのか?嚙み砕きながら見ていきたいと思います。
加藤鮎子は加藤紘一の娘で宮崎謙介の元妻
加藤鮎子(かとうあゆこ)
生年月日:1979年4月19日(44歳)
出身:山形県鶴岡市
家族構成:夫、長男、次男
自由民主党所属 谷垣派
★父親は 加藤紘一
★離婚経験あり→元夫は宮崎謙介(現在は金子恵美氏の夫)
とてもお綺麗な方ですね。父親が加藤紘一さんというのは知っていたのですが、宮崎謙介さんが元夫というのには驚きました!
まずは父親の加藤紘一さんから見ていきましょう。既に他界されていらっしゃいますが、とても有名な政治家ですよね。私でもお名前を存じております。
加藤鮎子の父親加藤紘一とはどんな人なのか
自民党所属 官房長官、政調会長、幹事長を歴任し、次期首相の最有力候補と目されていた人物。
加藤の乱→同じ与党である森政権の倒閣に向け、盟友の山崎拓氏と内閣不信任案の決議に賛成する構えを見せていた反乱。だが、党の執行役員らの切り崩しに合い加藤派は分裂。結果失敗に終わった。
同期→ 小泉純一郎氏、山崎卓氏
輝かしい経歴で、この方が総理大臣となっていたかもしれない人物でしたが、この『加藤の乱』で派閥は分裂し、自民党総裁になる事も無くなってしまったそうです。
加藤氏の派閥には菅元総理や、谷垣氏など早々たる政治家のメンバーが所属していたんですね。
そんな父親を持つ加藤鮎子さんが、政治に興味が出るのは当たり前の事だったのかもしれません。
加藤鮎子の元夫は宮崎謙介
加藤さんと宮崎さんがご結婚されたのは2006年。当時加藤さんは議員秘書をやっており26歳でした。
宮崎さんは当時26歳。ベンチャー企業で働いていたそうです。そして結婚後は加藤性にしていました。政治家として加藤さんの後を継ぐのも考えていたのかもしれませんね。
そして結婚生活は3年で終了を迎えます。2009年二人は離婚しています。
理由は【遠距離婚なのですれ違いが多かった】となっていますが、宮崎さんの度重なる不倫。とも言われてます。
金子恵美さんと再婚された後も不倫騒動を起こしてますので・・・そうなのかなと思ってしまいますよね。
その後現在の夫となる角田賢明さんと出会い、結婚。二人の子供にも恵まれ政治家として、母として奮闘しているそうです。
ここまで聞くとと、加藤鮎子さんはとても素晴らしい方に見えるのですが
なぜ騒動になっているの??
とても疑問ですよね。次でご紹介させて頂きます!
加藤鮎子はワガママ?秘書が大量辞職の理由
岸田総理が9月13日に内閣改造を行った目玉が、加藤鮎子さんの初入閣でした。
個人的な意見になりますが、初入閣が決まった議員って絶対にアラを探されて叩かれますよね。この風潮は何なんだろう?と以前から疑問には思っていました。毎度こんな感じなので、またか・・・とは思っていますが、事実であれば何かしらの対応は必要だとも思います。
叩けば埃が出てくる議員さんなのか、若干でっち上げで叩かれているのか。そこら辺の見極めも私たちにとって大事なことだと思います。
それを踏まえて読んで頂ければと思っています!
秘書と地元を回るでしょ。昼食時になると、鮎子さんはお店で千円くらいするランチを食べる。秘書も連れて行ってあげればいいのに行くのは自分だけで、秘書は持ってきたおにぎりを車の中で食べているとか。後援者に運転をしてもらって地元を回った時には、昼飯時にコンビニの前で車を停めさせ、店に入った。で、自分の分のお弁当とお茶だけを買ってきて“次行って”。後援者さんは“二度と手伝わない”と怒っていたそうです
Yahoo News
そして加藤鮎子さんの秘書の離職率が問題となっていますが、加藤さんの3人置ける公設秘は、3年間で6人退職されています。
さてどう見ますか?
前述のお昼ごはんの件は、気遣いが無いという事が言いたいのでしょうか。堂々と奢ってしまうのは今の時代ですと問題になってくるかもしれないですが、多分ちょっとした気遣いが無いから問題になってしまうのかもしれませんね。
お弁当の件は奢るのではなく、気の使い方ですよね。おにぎりをたくさん買ってきてしまって食べきれないので、申し訳ないですけど残りをもらっていただけますか?みたいな気の使い方とかはできなかったのかもしれませんね。
こう書いてるSNSがあって、なるほどと思いました。
秘書の方に少しの気を使ってあげてれば、こんな記事は出なかったかもしれません。
秘書の方の離職について、ご本人はちゃんと理由のあるものです。と説明されていますが、確かに多いですね。
偶然重なったのか、それとも加藤さんの秘書に対する態度でこうなったのか。
今後を見ていかないといけないなと思います!
加藤鮎子政治資金を実母に還流?
加藤鮎子さんの政治資金収支報告書から、怪しい流れを2個あったとの事です。
加藤鮎子さんの実母の所有している物件に事務所を置き、月15万円の家賃として計上していた
事務所の家賃を払って何が悪いんだろう?と思いますよね。
この建物、元々加藤紘一さんが存命の際に寄付を募って建てたもので、加藤紘一さんの死後にその妻の愛子さんに権利が移っています。
つまり、家賃はかかってないんですね。借りてる訳じゃないので。
それが親族に対する寄付になるのではないか?という問題です。
逆に親族の建物を事務所として無償で使っていた事も問題になった時が別件であった様なので、今回は
★15万円が妥当なのか?という問題点と
★寄付とみなされるのか?という問題点なのかなと思います。
加藤さんサイドからの返答は?
問題はありませんとの姿勢ですが、問題ある気がします。
そもそも加藤さんの母親が住んでいる所の家賃相場は高くても10万円位だそうです。それも駅近いとかそういった物件です。
事務所であれば、6万~8万が相場だとされており、15万は流石に高すぎるとは私も思います。
どんないい所なの!?でもそれ無償だよね・・と思ってしまいます。
加藤鮎子パーティー券規正法違反?
こちらの方が資金横領として深刻な気がします。
パーティー券収入として、加藤氏の関連政治団体「鮎友会」から250万円を受け取っている。
Yahoo Japan
政治資金規正法は、一度のパーティーで同一の個人・団体から150万円超の対価を受けることを禁じている。250万円のパー券収入は明らかな規正法違反だ。この問題を巡って、神戸学院大の上脇博之教授は13日朝、加藤氏が違法なパー券収入を得たとして、山形地検に告発状を送付した。
何やら難しいです。そもそもパーティー券ってなに?ですよね。
パーティー券 この収益は、衆院議員の△山×男の政治活動のために使いますと、チケットを買う人や企業に告知して開くパーティー
ふむふむ。その政治家を応援したい人たちが購入して、その購入額は政治資金になるというわけですね?
問題になっているのは、1個の団体から150万までしか受け取ってはいけない収入が250万円も受け取っていた!という事ですかね。
文が難しくて読み解くのに調べてますが、何となく分かってきました。
250万受け取ってたらだめでしょう!政治資金規正法に引っかかるのではないでしょうか?
これは明らかにあかんやつ・・
加藤さんサイドからの返答は?
ごめんなさい。この文だけ見ると小学生の言い訳の様に見えてしまうのは私だけでしょうか。
指摘されなかったらそのままにしてたんですよね。
いやー政治家ってすごいですね。収支報告書の訂正だけで済ますんですね。
まとめ 個人的意見
今問題になっているのはこの政治のお金の問題と、秘書の問題です。
秘書の問題は、個人的には叩かれてるなという新閣僚への通過儀式の様なものなのかもしれません。ただ、政治資金に関しては怪しいと思ってしまいます。
政治とカネっていつの時代もブラックで、どうしても透明性が出ないですよね。そして政治家のイメージが悪くなっていく。どうせ私腹を肥やすんでしょ?と我々は思ってしまうのです。
中にはちゃんと信念を持って政治をしている人もいると思いますが、こういった事の積み重ねでガッカリしたくありません。
加藤鮎子さんも新入閣でこれから!でしょうから、お金の問題はクリアにして、頑張っていって欲しいものです。