2019年に芸能活動を休止してから早4年。女優沢尻エリカ(さわじりえりか)さんが、ついに女優として復帰する事になりました。
演技力に非常に定評がある沢尻さんですが、今回復帰第一弾に決めたのは『欲望という名の電車』という舞台です。
一体どんなお話しで、いつから始まるのでしょうか?共演者も分かっている様なので、そちらも調べてみたいと思います。
楽しみですね!
欲望という名の電車の時代設定とあらすじ
『欲望という名の電車』とはどんなお話しなのでしょうか?
沢尻さんが金髪ですね!そこで分かるかと思いますが、舞台は日本ではなくアメリカです。
ニューオーリンズのフレンチ・クオーターという地域を舞台に、主人公ブランチ・デュボワ(沢尻エリカ)が、妹のステラ・カーワン(清水葉月)の家に訪れ、そこで彼女の夫スタンリー・カーワン(伊藤英明)との複雑な関係を描いています。
ブランチは社交的で知識豊富ながらも、過去に多くのトラウマを抱えており、彼女の登場によってステラとスタンリーのいびつな関係が明らかになり、ブランチとスタンリーのカード仲間ミッチ(高橋務)との関係やブランチとスタンリーの関係も複雑に絡み合って行きます。
そしてブランチの過去が明らかになった時にブランチはどうなるのか・・・?
ネタばれをせずにどんなお話しか書くのはなかなか難しいというか、とにかく複雑に絡み合う人間関係というイメージです。
あの人とあの人は?この人は?という感じです。
これだけ見ても、かなーりドロドロしてそうなお話しじゃないですか?
そして注目してほしいのは、スタンリー!(伊藤英明)です。
この男本当に酷い男なんです。ネタバレはしませんが、伊藤さんが嫌いになりそうな位の嫌な役なのですが、きっと伊藤さんは演じ切ってくれると思っています。がんばって伊藤さん!!
時代設定は1940年代 第二次世界大戦後のアメリカ
この時代設定がこの物語に大きく影響をしています。戦後の社会における変化や不安、人々の欲望と葛藤というものが大きく出ている物語なんです。
第二次世界大戦の終結により、アメリカ社会は多くの変化を経験し、人々の生活や価値観に影響を与えました。
そんな背景が物語に影響を与え、登場人物たちの行動や心情に大きく影響を及ぼしています。
つまりは、とても複雑な物語なんです。沢尻さんなら演じられると思いますが、役に入り込みすぎないかは少し不安もあります。
欲望という名の電車はテネシーウィリアムが書いた戯曲
アメリカ人、テネシー・ウィリアムズによって書かれた戯曲。
この作品は1947年に初演され、その後多くの舞台で上演され、1951年には映画化もされました。
作品はアメリカの演劇史において重要な位置を占めており、テネシー・ウィリアムズの代表作の一つとされています。
1951年にエリア・カザン監督によって映画化され、ヴィヴィアン・リーがブランチ役で出演し、アカデミー賞などで高く評価されました。
ヴィヴィアン・リーといえば?
ブランチ役を演じたヴィヴィアンリーといえば、この写真見たことある方多いのではないでしょうか?
そう。『風と共に去りぬ』でスカーレットオハラを演じてアカデミー賞主演女優賞を受賞した、ヴィヴィアンリーさんです♪
そしてこの『欲望という名の電車』でブランチ役を演じ、アカデミー賞主演女優賞を再度受賞しています。
ブランチ役を演じた日本人の女優は?
日本では今までも『欲望という名の電車』が舞台化していますが、どんな女優さんが演じてきたのでしょうか?
調べたところ、実力派の女優さんが名を連ねていました。
いずれも実力派女優さんばかりですね!特に日本での初演でブランチ役を演じた杉村春子さんは、非常に好評で名舞台!名女優と言われる程でした。
ここに名を連ねる事になる沢尻さんですが、どんな演技を見せてくれるのか。楽しみですね!
沢尻エリカさんの欲望という名の電車舞台情報
2024年2月10日~18日 東京・新国立劇場 中劇場
2024年2月22日~25日 大阪・森ノ宮ピロティホール
演出:鄭義信
チケット先行発売は公式HPへ 2023年11月2日(木)12:00~11月13日(月)18:00