ジャニーズ性加害当事者の会脱退者は誰?脱退理由と今後の目的は

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ジャニーズ性加害当事者の会から脱退者が何人か出ています。

これだけの大きい事件。当事者の会という受け皿があった事は、被害に合われた方の大きな心の支えとなったと思います。

脱退者の方の考えと、今後の当事者の会の方針等についてまとめていきたいと思います。

よろしくお付き合い下さいませ。

目次

ジャニーズ性加害当事者の会脱退者は誰?

元忍者 志賀泰伸さん

10月4日に当事者の会脱退の意思を表明したのは、初のデビュー組からの告発という、かなり大きなインパクトがあった元忍者の志賀泰伸さんです。

自分の考える正義や志と当事者の会の方針がズレが生じてきた
新たな組織の立ち上げに向けて動きます

というのが大きな理由だそうです。日本社会として、性加害という卑劣な行為をどう考えるのか。日本の人権意識を上げて行きたいという志賀さんでしたが、当事者の会としてジャニーズ(SMILE-UP.)の社長東山さんと、ジュリー景子さんとの話し合いをした後に脱退を表明しています。

その意思の中には色々な葛藤があったようで、志賀さんは『ArcTimes』の配信で脱退に関して語っておられます。

志賀泰伸さんの当事者の会脱退理由

志賀さんの脱退理由は以下の4点になります。

①ジャニーズ事務所との話し合いの際に平本さんと石丸さんがSMILE-UP.に入りたいと言った事

②東山社長やジュリー景子さんに連絡先を渡していた事(事前に共有無し)

③話し合いの場なのに和気あいあいとハグ、飲みに行きましょうという話をしていた事(エンターテイメントと性加害は別物)


④話し合いや補償の交渉は、ジャニーズからの提案があって当事者の会が返答という形なのかと思っていたが、当事者の会からの要望ばかりで自分の思っていた話し合いとは少し違っていた

志賀さんの長年抱えていた物と話し合いの場でのギャップ。エンターテイメントとしての先輩後輩という仲と、性加害という問題は全くの別物という考えの志賀さんは、この様な対応は憤りを感じたという事でした。

そこから当事者の会と自分との正義、理念が少し違ってきたと感じた志賀さんは、脱退を決めたそうです。

これに関して、当事者の会の副代表の石丸さんは戦略的な物だったという事を同じく『ArcTimes』で語ってらっしゃるんです。

戦略的な物だったとしたら、これは共有不足なのかなと思います。

それでなくても大事な話し合いですし、当事者の会としてはこういうスタンスで行くという話し合いが事前にあったのであれば、こうはならなかったかもしれません。

当事者の会副代表石丸志門さんの考え

志賀さんの脱退、東山社長とジュリー恵子さんとの話し合いに関して『ArcTimes』で当事者の会副代表の石丸さんが答えていました。

志賀さんの脱退理由としてある項目で、話し合いの中でああいった態度だったのは理由があったとの事です。

①ジャニーズ事務所との話し合いの際に平本さんと石丸さんがSMILE-UP.に入りたいと言った事
→自分が入りたいではなく、弊会が推奨する人間を入れてもらいたいと要望した

(救済会社となるのならば、被害者の意見を持った人間を入れてもらいたいという考え)
これから補償救済が始まる時に当事者の会のメンバーがいれば本当に被害を受けた人か分かる
(合宿所の間取りや聞き取りなど)


②東山社長やジュリー景子さんに連絡先を渡していた事(事前に共有無し)
→敵対する関係の中で得られるメリットはないと思うので。対話、会話が成立する関係に越したことはないと思った結果
外交戦略として相手の懐に入り込みたいという考え。

③話し合いの場なのに和気あいあいとハグ、飲みに行きましょうという話をしていた事(エンターテイメントと性加害は別物)
→話し合いを円滑に進める為、最初の緊張状態を除くという事だった

④話し合いや補償の交渉は、ジャニーズからの提案があって当事者の会が返答という形なのかと思っていたが、当事者の会からの要望ばかりで自分の思っていた話し合いとは少し違っていた

文字が多くて読むの疲れてきますね!つまり一言でいうと

これは全て戦略!

こういう事ですね!

この動画によると、話し合いの前に1時間ほど当事者の会メンバーで擦り合わせを行ったという話でしたが、どうやら共有がちゃんとできていなかったのかもしれません。

目指してるゴールは同じ。性加害を認める。謝罪。この2点はクリアしたが、救済に関しては個人個人求めている物が違う

ジャニーズ性加害当事者の会二人目の脱退者は大島幸広さん

10月10日の夜、当事者の会メンバーであった大島幸広さんも会からの脱退を表明しました。

当事者の会とは、考えや方向性のズレがありました

当事者の会は被害者の中でも一番矢面に立って活動している会です。

風当りや誹謗中傷も酷いと聞いています。実際代表の平本さんが誹謗中傷で刑事告訴するという事態にもなっています。

そんな中での決断だったのだと思います。

ジャニーズ性加害当事者の会三人目の脱退者は元キスマイ飯田恭平さん

10月12日追記

当事者の会の3人目の脱退者が出ました。

元キスマイの飯田恭平さんです。先月当事者の会に合流し、元キスマイという看板から衝撃を受けた方が多数いらっしゃったと思います。(デビュー前)

個人として活動を行っていくつもりです

1か月というかなりの短期間での脱退になりました。

やはりArcTimesでの石丸副代表の『金目当てです』がいかなかったのでしょうか。

自分たちが前例になるという意味での発言でしたが、直接的すぎていかがなものかなと私も思いました。

当事者の会の全員がお金目当てだと思われてしまう発言でしたし、あそこの発言だけ切り取られて広がってしまうと危険だなと思っていました。

ジャニーズ性加害当事者の会の今後の目標目的は?

当初から当事者の会が掲げていた

〇性加害を認める事  〇直接の謝罪

この2点に関しては達成されました。そして、残っているのは

補償と救済

この部分です。元々当事者の会は、藤島ジュリー景子氏が動画で性加害が無かった。と言っていた事からメンバーが徐々に集まってきた経緯があります。

ジャニーズ事務所として性加害を認めて直接の謝罪をした事で、そこから先は個人個人の補償や救済となるので、当事者の会を脱退という別の道を選ぶ方も増えてくるかもしれません。

11月から始まるとされている補償と救済。どの様になっていくのか、私たちもちゃんと見ていかなければいけないと思っています。

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