石丸市長と山根温子の恫喝裁判の結果は?注目の市議会バトルの行方

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ネットで話題の安芸高田市の石丸伸二(いしまるしんじ)市長と市議のバトルなのですが、現在山根議員と裁判を行っているのが『市長恫喝問題』

石丸市長が議員数名に説得、恫喝されたというXの投稿から、始まったこの問題なのですが、一体何があったのでしょうか?

今日はこの問題を調べていこうと思います。

目次

石丸市長恫喝裁判の内容は?

発端は居眠りをしていが議員をXで指摘した事でした。

この議会の動画もあるんですが、いびきの音すごいです。そしてこのXでの指摘により、市議会の数名が非公式での協議会にて石丸市長に意見したそうなんです。

数名から、議会の批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ、敵に回すなら政策に反対するぞと、説得?恫喝?あり

と石丸市長がXに投稿されたんですね。その後協議会をやる事になり、今度は非公式ではなくメディアが入っての協議会だった為、名指しをされた山根議員に矛先行き、名誉棄損で裁判となったとの事です。

<<簡単に時系列①にしてみました>>

2020.9.25 市議会の市長答弁中い居眠りをする議員がいた

同日    石丸市長Xにて居眠り議員がいたことを指摘

2020.9.30 非公式の協議会にて市議数名より説得、恫喝を受けた石丸市長

2020.10.1 石丸市長Xにて説得、恫喝を受けたと投稿

2020.10.10 石丸市長が協議会にて恫喝の意図を説明するようにと山根議員に迫った(メディア有)

はい。ここまでついてきてますか!?

ここまでで注目すべきは、どの様に恫喝されたのか?ですよね。石丸市長が恫喝と受け取ったのはどういった言葉だったのか?

山根議員の恫喝したとされる言葉は

今回裁判の中でも恫喝されたとされる言葉がいくつかありますが、

「議会を批判をするな。選挙前に騒ぐな。敵にまわすなら政策に反対するぞ。夜道には気をつけろよ」

この4つの言葉が恫喝されたと石丸市長が主張されている言葉になります。

その内、石丸市長が山根議員が発言されたと言われている言葉は『敵にまわすなら政策に反対する』。この言葉です。

本当であれば、議会と市長の二元代表制とは一体何なのか?自分たちに従わせたいだけ?と思ってしまいます。

これに山根議員と市議会は『恫喝はなかった』としています。恫喝ではなく、アドバイス的発言だったとの事。

市議会の協議会でも恫喝ではなかったという報告書を石丸市長に提出した様ですが。。。

音声データの開示

この時の音声データとされる物が、山根議員から提出されています。

山根議員の公式HPにも載せてあるので、興味がある方は聞いてみて下さいね。ただ、この音声データここまでの情報を元に聞いて私自身疑問がありました。

・山根議員がアドバイスとされる、問題の『敵にまわすなら政策に反対する』という発言がどこにもない事。
・他の問題となっている発言もどこにも見当たらない事。

これには石丸市長も、編集したものではなく全てそのままの音声データの開示を要求しています。

山根議員が恫喝が無かったと証明したいのであれば、何も編集していないそのままの音声データが必要ですよね。

音声データで身の潔白を証明したと思っていた山根議員。問題解決に至らずにここで裁判となります。

山根議員名誉棄損で石丸伸二氏を提訴

2021年6月9日、山根温子議員が石丸伸二氏を相手取り『名誉棄損』で裁判を起こしました。

山根議員は市長としての石丸氏ではなく、石丸伸二氏個人を訴えています。

<<時系列②=裁判まで=>>

2020.10.10 市議会の協議会にて恫喝の事実は無かった旨の資料を石丸市長に提出

2020.11.8 石丸市長Xにて山根議員に送ったメッセージを公開

2021.3.3 石丸市長、山根議員に編集無しの音声データ開示を要求

2021.3.29 山根温子議員音声データを自身のHPで公開

2021.6.9 山根温子議員が石丸伸二氏に対して名誉棄損で訴えを起こす

思ったより根深いです。きっかけの出来事から1年経っての事ですし、その間にも議会でバトルしていますよね。

お互い市を良くして行こうという志は同じなのに、少し自分と違うと敵となってしまう。

もちろん、市政に対して市民の代表として先頭に立って意見をするのが市議ですから、仲良しこよしには行かないと思いますが、あからさまに敵同士ですよね。快く思っていない事が議会の動画でも分かります。

石丸市長の恫喝裁判は結審

この裁判ですが、2023年10月3日に結審しました!

結審したなら判決は?と思いますが、判決は2023年12月26日となっています。また判決が出ましたら追記していきます。

さて、裁判の中で恫喝があったかどうか?が最大の争点だったと思いますがその点は裁判中どの様になっていたのかというと?

・実際恫喝があったのは協議会が始まる前(石丸市長主張)
塚本議員 児玉議員 山根議員 山本議員 からの発言があった(石丸市長のメモ)
・山根議員の恫喝発言は外の議員の発言にかぶせて、短いフレーズだった(石丸市長主張)
・恫喝発言にその場で反論しなかったのは、Xにて公に反論しようとした為(石丸市長主張)
 →あえて公にしたかったのでしょうか?問題を大きくしたかった?

石丸市長の主張ですが、最初に言っていたイメージと少し違うなという感想です。

協議会中の発言かと思っており、音声データの編集がされていたのかと思ったのですが協議会前の出来事だったとの事。

そして4番目のXにて公に反論しようとした事。問題を大きくして話題としたかったのでしょうか?それは何の為になのかと疑問に思いました。実際話題にはなってますし、石丸市長の思惑通りなのだとは思います。

判決は12月26日です。その後どうなるのかも見ていければと思います!

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